文化・芸術

見覚えのある聖母子

職場の人に、美術館で開かれた展覧会の図録をもらう。

飲み会の場で、私がルネサンス時期が好きだということを知った、美術館めぐりが好きな方が、持ってきてくれたのだ。

なんでも、2冊持っているから、1冊あげるとのことで。

 

飲み会の席だったので、真に受けてはいなかったが、、実現。。。

Img_0001_3

 

 

 

 

 

 

 

 

 

右は、いかにもルネサンス期のフィレンツェ。

左は、、ラファエロの聖母子。

どちらも面白そうだが、分厚い冊子。

 

そして・・・ちょっとイヤな予感。左の表紙の聖母子、どこかで見たことがあるような・・・。でも、こういう画は構図がだいたい同じだし、展覧会だって、いろいろ使いまわしているから、似通った図録となるかもしれない。

 

ともあれ、家に持ち帰る。

 

 

  

 

・・・予感が的中impact

Img_0005

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そう・・・、同じ図録を私も持っていたのだ。。。

1999年3月20日~6月20日、国立西洋美術館で開催された、イタリアルネサンス展。

 

うう~~、哀しいことに、誰と行って、どんなのが印象に残っていたか、、すっかり忘れてしまったが。

でも、収入のなかったこの時期、私がこんな図録を買っているってことは、大変、感動したんだろうな。

そして、この時期、私は、間違いなく、西洋美術館に行っている・・・sweat01

 

それは、図録を下さった人にもいえる。。。

なんか、フシギ。1999年当時は、仕事してなかったからね。

 

もう一つの図録は、

2004年10月23日~12月19日、東京都美術館で開催 フィレンツェ-芸術年の誕生展。

これも、、、なんかチケットの半券(図録に挟まっていた。。。)を見ると、図録は買わずとも、行っていたような気がしてきた。。。(時期的に、職場旅行などと重なる。。。)

| | コメント (0)

会いたい!!

誰と: ダ・ヴィンチの『受胎告知』!!

いつ: 昨日から、6月17日まで。

どこで:東京国立博物館で開かれているダ・ヴィンチ展にて。

 

今から6月17日までの間に、東京かぁ・・・。行けたらいいなぁ。

高校時代、(まだ独身の)先生が日帰りで東京まで絵画を見に行ったらしいという話を聞いて、友人と半分呆れていたことを思い出す。

たかが絵で、わざわざ東京まで行くなんて・・・と。

今、その先生と同じ状況の私。たかが絵。わざわざ東京。

 

でも、『受胎告知』は特別です。(なんて、自分を納得させたりして)

ダ・ヴィンチの作品の中で、一番好きかもしれない。

『モナ・リザ』もいいけど、去年のルーブル美術館ではゆっくりじっくり見られなかったし、どうしても、怖い感覚があったんだよね。見られているっていう感じ。

 

『受胎告知』は、そのテーマも神秘的。

宗教画にはお決まりの、揶揄も楽しい。ミカエルの持つ百合は純潔を示すとか、赤と青の衣服はマリアとキリストなどの高貴な人のみの色とか。指し示す指も意味があると思う。(これは推測)

ダ・ヴィンチの描く植物は、当時本当にあったものを忠実に再現したものらしい。リアルさがある。

新聞で読んだのだけど、この『受胎告知』の構図はちょっと不自然なところがあって、ダ・ヴィンチが実際飾られる壁と、見る人の位置を考えて描いたのではないかと。面白い!!

そして、なんといっても、人物の表情。崇高さが感じられる。

 

などなど、ガシガシ書けてしまうぐらい、興味満点なのです。もう、10年も前になるけど、イタリアへ旅行でのウフィッツィ美術館でのお土産でも、この絵のポストカード買ってきたし。

あ~~。再会になるのか~~。

 

なんて。行かないだろうな。

一人で日帰りなんて気力もないのが一番。誰かに声を掛けるのも、なぁ。

さらに、めちゃくちゃ混みそうだし。出来たら人の少ない時間に、ゆっくり鑑賞したい。。というのが本音。だいたいこういう特別展はすごい作品が見られるけど、ゆっくりしないのが難点なのだ。

空いてそうな開幕直後とか半ばは、仕事がキツそうだし。

何か東京に行く予定が出来たら、寄ろうと思います。

都合が付いたら会おうね、『受胎告知』。

| | コメント (0)

フランス旅行準備4

美術鑑賞づいている。

先週の、独身貴族風旅行のイベントの一つとして、「若冲と江戸絵画展」へ。今日は、「古代エジプト展」に。

若冲展は、実は代打。ルーブル美術館展を目指して行ったら、70分待ち。時間がもったいないし、めちゃくちゃ暑い中待つのは嫌だったので、近くで行われていた若冲展を選んだのだ。

面白かった。若冲や、弟子達によってとても繊細に描かれた動物達や、その他江戸時代に描かれた日常生活や、人物画は見ていて楽しかった。しかし、スゴイ人、人、人。一つひとつ見ることは諦めて、ざっと見て面白そうな作品だけ、人の波を掻い潜って鑑賞してきた。

美術館に行くと、、何が一番好きだったかを決めることが好き。若冲展では、鶴を漫画チックにデフォルメした画。一筆で迷いなく書かれたマルは、実はとても「鶴」を感じさせる輪郭になっていて、「うまいなぁ・・・」という感想しか出てこない。

掛け軸や、屏風、襖絵を光の加減(朝から夕方)を換えて見せてくれる趣向もよかった。今は常温の快適な空間で大切に展示されている作品も、元は、依頼主の家などを飾るために作られたもので、その環境や、状況を考えると、楽しかった。一人でこんな絵を堪能していたなんて、贅沢だなぁ~と。

 

古代エジプト展も、実物はやっぱりすごいと思った。当時の人々の宗教観が身近に感じられる。何千年も前に、エジプトで作られた物が、時を経て、日本で見られるなんて、、感慨深い。古代エジプトの人たちは、あの世での生活のために、この世を生きていたらしい。何かを信じて生きるってことは、今の時代も変わらないし(私は、特別信仰している宗教はないけど。)、人間の文化の下地になっているんだなぁと思った。

ちょっとショックだったのは、ピラミッドは、王族の墓だという説は誤りであることがわかってきたということ。大学時代、算数の教材を作れという宿題で、日本の前方後円墳と、エジプトのピラミッドと、同じお墓だけど、なんたら・・・・と、教材を作っていたからだ。時がたつって、こういうことなのね。

 

で、ハタと気づいた。フランス旅行も、美術館めぐりはするわけで・・・、私、勉強の資料となる美術館の書籍を持っている!!5年ほど前に刊行された、週刊「世界の美術館」。100号まで出されて、毎週600円程度だった。最初は意気込んで買っていたけど、最後のほうは、毎月2400円がちょっとした負担になったりして。

いやいや、もっと参考になる物も持っていた。週刊「地球旅行」同様に、1冊600円程度で、100号まで。こちらも毎週買っていた。

両方とも、今回行くフランスの週の本を見れば、予習になる!しかし、集めてみたら、8冊ほど。全部目を通せるだろうか。

 

実は、ネットで、旅行の準備についてのページを発見。あまりに様々なことを考えて準備しなくちゃいけないようで、ちょっと嫌になっていた。安全に行くためにって、結構気を遣わなきゃいけないのね。他には、フランスはおしゃれな街だし、服装も気を配ったほうがいいとか。

・・・「めんどくさい」虫がうずうず。行ければいいじゃん。最低限のことをすればいいよね!!

旅行まで、あと2週間。どうなるのだろう・・・。

| | コメント (0)

プラド美術館展

旅行中、行くことが出来たのが、東京都美術館で開催されていたプラド美術館展。

 

最初は、ナポレオン展に行くつもりだった。でも、開催場所を忘れ。友人は「ルーブル美術館の所蔵するのも、上野でやってるんじゃない?」 すっかり、同じものだと思い、とりあえず上野に行けばわかると思って現地へ。

そこでわかったのは・・・

・ルーブル美術館展は、東京藝術大学美術館で、6月17日からだったこと。

・ナポレオン関連は、ナポレオンとヴェルサイユ展で、江戸東京博物館だったこと。

それぞれがうろ覚えで、全く当っていなかったのだけど、代わりにプラド美術館展を発見。ベラスケスや、ブリューゲルなど、好きな画家だったし、鑑賞することにした。

 

楽しかった。とっても混んでいてゆっくり浸るまでは行かなかったけど、人が大勢いたほうが、ある程度好き勝手に動いても目立たないし、逆に自由だったりする。

プラド美術館が所有している作品は、王室お抱えの画家が制作した作品あり、さらに王室が収集してきた作品と、とにかくすごい作品。絢爛豪華。

私は、大学の卒論を美術史系にしたぐらい、絵に興味がある。とはいえ、専門家でもないし、難しいことはわからないけど、見ていて楽しいんだな、これが。まず、何百年も前に書かれたものが今もキレイに残っていることに感動するし、絵にそれぞれ物語があるのが面白い。王室お抱えの画家が描くのは、王室がどれだけ輝いているかを象徴したもの。そして、王家の壁を飾っていたものが、目の前にあるって、驚くべきことだ。宗教画は、まさに信仰のために描かれたものなのだ。また、暗号というか、象徴がわかると楽しい。マリアの手にした百合は純潔とか、赤と青の衣はキリスト・マリアといった聖人だけが着るとか。

 

そして、なによりも、自分の目で見るのは違う。なにか、ぐっと来るものがある。

 

なんか熱弁(熱論か)しちゃったけど、とにかく、めったに見られないものを、プラド美術館展でも見られてよかった。欲を言えば、足が痛くならないともっと見ていられるのになぁ。

| | コメント (0)